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掃き溜め

ひとりひとつのLOVEじゃ足りないんじゃない?

特異点J 深淵紫恋汐留プリンス

 

お久しぶりです。記事にするネタは大量にある上に、8割方書き上がっている記事は3つ程あるのですが、全て自己満足の妄想パロディーネタ*1だったためにお蔵入りにしました。いつか気が大きくなったら、インターネットの大海に放とうと思います。

 

 

さてさて、いよいよNEVERLANDが発売されましたね!「百聞は一見に如かず」という諺がありますが、「百見は一聞に如かず」と言い換えるのに相応しい世界がアルバムNEVERLANDには広がっています。単なる噂で留めたり、単なるアイドルのアルバムとして敬遠するには、あまりにも勿体無い。ライブNEVERLANDへの招待状は僅か*2ですが、彼らの創る音楽"NEVERLAND"への鍵を開けるチャンスは誰にも存在します。

 

神は7日間で世界を創造し、NEWSは"7 elements"で世界を創造する。彼らは音楽から現実世界を侵食し、ライブや映像という媒体を通して現実を非現実(=NEVERLAND)に変えていく。

その瞬間に、彼らは神から産み落とされた「偶像」、つまりアイドルから何に生まれ変わるのだろうか。かつて『一度死んで また生き返る』魔法をかけられ、星をめざし、星を唄い、本作でも星に想いを馳せる彼らは、ここでもまた生き返り、新たな未来を生み出していくのかもしれない。初回限定版に封入された「鍵」は、音楽と現実、そしてライブや映像を繋ぐ、我々の道標として機能していくのだろう。

 

 

こんな様々な期待と憶測、そして興奮を抱かせるアルバムNEVERLANDが、少しでも多くの皆様に届く事を無力ながら祈っております。

これ読んでる知り合いは言ってくれたらお金出すから買うんだゾ♡初回にはめちゃくちゃ可愛い鍵がついてるから1本は持っておくべきやし、通常には個性豊かすぎて情緒が不安定になるソロ曲が入ってるしで内容盛り沢山!好きな方を言ってね!

 

 

 

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ここまで書いておきながら、先日発売したNEVERLANDのレビューをするためでも、或いはライブの感想を綴るためでも、はたまたイタい妄想を語る為でもありません。しかし私が語るまでもなくNEVERLANDは「最高」ですので、気になった方は他の方のめちゃくちゃすごいブログを当たっていただくか、ジャニーズウェブで加藤さんのセルフライナーノーツ(ヲタクに優しい公式最大手ブログ)を読んで頂けたらと思います。私の文才では、あの世界観を言葉で表現する事は不可能でした。意識の低いヲタクですまない…

 

 

 

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話題がブレにブレていますが、今回の本題はソシャゲガチャのジンクスです。雑なテーマで申し訳ない!スマホ社会となった現在、ソシャゲに触れたことのない人の方が珍しいのではないでしょうか。激ヤバラブホリ王子こと、中島健人さんのCMで毎回殺しにくるディズニーツムツムとかは、明らかにターゲット層狙い撃ちですよね。分かる。私もケンティーに雪だるまつくってもらいたい…ケンティーの温かい聖母の様な微笑みで雪だるまが溶けても、それもまた人生…ああ、セクゾの感想も書きたい…

 

 

ソシャゲ運営において重要な資金源であり、プレイヤーの欲望の根源である「ガチャ」はソシャゲの楽しみの中で大きな位置を占めます。折角課金をするなら、強いキャラが出て欲しいしお目当てを引きたい。だからこそ、都市伝説の様なジンクスが流行るわけです。ガチャのジンクスといえば「メンテ明け開幕ガチャ」やら「2時教」やら「なでなで」やらありますね。試した事がある方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

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私自身も最近はFate / Grand Order (以下FGO)にハマりまして、毎日ノッブを狩ったり本能寺を燃やしたりしています。明智光秀になるゲームではないです。キャラはカッコいいし可愛いしストーリー面白いし、ゲームとして楽しいしで満足なんですが、ガチャは中々エゲツない。

 

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石ガチャの排出率です。サーヴァント(キャラ)と概念礼装(装備)みたいなモノなんですが、キャラがそもそも20%でしか出ません。単発なんて大体低レア礼装(使い所がイマイチ分からない)

です。冗談じゃないです。昨年末から始めたドドド新規の私もビビりました。昔はもっと酷かったそうな。怖い。

あと限定ガチャがめちゃくちゃ多い。☆5鯖(めちゃくちゃレアだから当然強い)欲しくても出ない。マーリンもプロトセイバーも欲しかったよ〜〜〜!!!*3

 

 

そんなFGO、バレンタインからホワイトデーまで、男性キャラピックアップガチャをやっていまして。イケメン限定礼装もあったし、我がカルデアのエースでダーリンのロビンくんの礼装カッコいいし、礼装名(ネヴァーランド)反則だし!私の好きな男ネバーランドで私の事を待ちがち…好き…

御察しの通り面食いイケメン大好きマンですから、溜め込んだ石と呼符(単発ガチャ券)を使い込みました。その際起きた話とジンクスの話をしていこうと思います。前置きが長くてすまない。

 

 

 

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(鍵垢のツイートを貼りたかったのでスクショです)

当時の限定☆5、スパダリ・M(めちゃくちゃ強い)・エドモンを単発1回で召喚した。バイトに行く前、ぼんやりと夕方のニュースを見ながらの出来事だったために、酷く驚いたのを覚えている。エドモンは報道番組が好きらしい。いや、巌窟王の原作は新聞の連載小説だったのだからある意味道理ではあるのかもしれない。そんなエピソードから、大衆のヘイトを昇華する為のピカレスク・ロマンが必要とされた17世紀フランスについ想いを馳せてしまう。そんな時代に生まれた彼の目には、現在のメディアはどう映るのだろう。

「運命の出会い」とはこんな出会いなのだろうと思った。しかし、彼との関係は進展することはない。私にはロビン君とダッビとクー・フーリン(キャスター)がいる。そこに新たな面子が加わったに過ぎない。これは単なる偶然、ガチャの女神が微笑んだだけのことだと思っていた。

 

 

 

ある夜、普段は10時上がりのバイトが長引く所の騒ぎではなくなり、日付が変わった頃に吹雪の中車を走らせ(ペーパードライバー)、帰宅するなり母親の愚痴に付き合うことになった私は、疲れとストレスからFGOを起動し、ガチャをする事にした。何か良いカードが出れば元気が出る!などというチョコよりも甘い考えからのことだ。

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その日買ったTV誌が並ぶ机の上に携帯を置き、単発ガチャのボタンを押した。金色に光るカードがめくれ、現れる☆4エミヤ。明らかにおかしい。いくら午前2時は一番霊力が高まる時間だからといって、単なる一般人の私がエミヤを呼べるはずがない。私はめちゃカワツンデレヒロイン凛ちゃんではない。触媒は何だ。机上で微笑む2人の彼と見つめ合う。エドモンを召喚した時、ニュースを読み上げていたのは彼だったか…。いや、まさか。私はショートしきった思考回路と睡眠欲求に負け、短絡的かつ直感的な発言をそこまで吟味する事もないまま、その日は眠りに落ちた。

この偶然について深く考えることは、深淵を覗き込むことに等しい。ガチャという底が見えない谷底にロープ1本で挑むようなリスキーな真似はしない。それが「遊び」というものだ。

 

 

 

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今週も水曜のevery.の時間が来た。「よろしくお願いします」音楽番組やバラエティーとは違う表情で微笑む彼を見つつ、普段とは違うガチャ画面を開いてみた。呼符はまだ20枚弱ある。フツフツと湧き上がる衝動に抗えず、単発ガチャのボタンを押す。

ぽちり。☆4礼装。

悪くない、もう一回。ぽちり。☆4礼装。

この流れは何だ。ぽちり。☆4限定礼装。

これは夢でもみているのか。ゲームを始めてから今までの爆死はなんだったんだ。この流れは何だ。テレビでは彼がいつも通りの爽やかさで朗々とコメントをしていた。

彼だ。彼がニュースを読む度、私のカルデアポンコツ召喚システムが唸りを上げる。私の好きな彼は、一体何者なのだろう?

私はこの現象を「えぶり〜♡こやまさん♡ガチャ」と呼ぶ事にした。私にはこの現象を見届ける義務がある。そして何よりも、このジンクスにすがれば欲しいカードが出るかもしれない、という目先の欲に目が眩んだ。短絡的な生き方をしてきた一介の女子大生が、博打という長年培われてきたシステムの深淵に勝てる訳がなかったのだ。

 

 

 

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唐突かつ個人的な話だが、私はディルムッドの事を勝手に錦戸パイセンと呼んでいる。理由は察してほしい。錦戸パイセンは令呪で大変な目に遭わないでネ。

話が脱線した。今までの成果を見る限り、キャスターの彼は「ホンモノ」かもしれない。しかし、彼の本業はアイドルだ。「えぶり〜♡こやまさん♡ガチャ」において、彼のアイドル的側面を無視する事はできない。そこで、彼のソロ曲『ロメオ2015』を流しながらガチャを引いてみることにした。結果は上記の通りであり、CBCピックアップ前に実装されたエミヤオルタが出るという華々しいものだった。ピックアップ期間が終わったら中々出にくいであろうに、そのラインを呼び寄せるとは。

大量のネヴァーランド(礼装)と錦戸パイセン(ディルムッド)という結果にも、つい笑みが零れた。そう、かつてロメオは2人のデュエット楽曲だったのだ。なんたる因果だろう!

 

 

 

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その日の彼は東北から現状を伝えていた。それを聴きながらスーツに着替え、化粧をし、髪型を整える。出掛ける直前に、憂鬱な気持ちと共にガチャを引いた。只事ではない演出と同時に現れる限定☆5礼装。かつて彼が呼び寄せたエドモンが描かれたカードだ。

もうここまで来たら「偶然」の存在を私は認めなければならない。彼がテレビでニュースを読み上げる度、音楽番組で歌う度、笑う度、コメントする度、過去の英霊達をサーヴァントとして顕現させ、使役する魔術師に近付いていく「偶然」を。

 

 

 

〜〜〜

 

 

 

突然だが、私は『月曜から夜ふかし』が好きだ。その番組で見る「司会者村上信五」に関心を持ち、クロニクルで見る「英語が話せない村上信五」を愛しさを覚え、ライブ映像で見た「ジャニーズの村上信五」に恋に落ち、昨年のクリスマスには「ふわふわポムポムな村上信五」を目撃し、紫色に光るたこ焼きをドームで振り続けた。

私がその程度の「少し詳しい茶の間ファン」であることを踏まえて、次からのエピソードを聞いてほしい。

 

 

月曜から夜ふかしスペシャルは2部構成だった。2部はいつも通りの時間から始まり、相変わらずのテーマで色々な事を語っていたような気がする。CBC限定ピックアップも佳境を迎え、ネヴァーランドの限凸*4まであと1枚という状況下で、私は黙々とフレンドガチャを回し続けていた。決して出る確率は低くないはずなのに、どうも最後の1枚が出ない。次で最後にしよう。村上さんのトークを聞きながらボタンを押す。普段は飛ばせるはずのガチャ演出が飛ばない。反応が悪いのかな?と思っていた瞬間、

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彼が召喚されていた。レアリティは最低でありながら隠しキャラとして排出率がコンマ以下に設定されていると噂のアンリマユだ。どんな課金が得意なフレンズでも、金によって彼を買う事はできない。運が完全に味方した結果だろう。

勝手な贔屓目かもしれないが、村上さんはお金に執着心がないタイプの人間だと思っている。そんな彼が金では買えないアンリマユを召喚してくれた事は偶然か必然か。液晶の中では、男前な彼が歯を見せて爆笑していた。流石人類のダーリンといったところか。

 

 

今までのガチャの結果を鑑みるに、メンバーカラー紫色が私のガチャ人生に幸運をもたらしているのでは、という考えに至るのは当然であろう。いつまでもゼロ年代に囚われ続けるド新規の私が愛するYou&Jには、紫色が似合う人間がもう1人いる。彼は日曜の朝から体を張ったり知的なコメントをしたり、或いは土曜の深夜にインドミュージックが歌えるマッサージ師になったり、ライブでは関係者に怒られる位長めのHBBをしたりするタイプの男で、他の2人とは違う魅力に満ちている。きっと彼も触媒として、何かとんでもない結果をもたらしてくれるのだろう。いや、実は彼らが優秀な魔術師なのだ、と言われても私は疑わないだろう。彼らの「奇蹟」に魅せられてしまった人間ならば、恐らく皆そう信じてしまう。 

 

 

 

アイドルは時に宗教だと揶揄される。願掛けはオカルトに、オカルトは信仰に、信仰は神に。そして宗教は、人々の創り出した「神」の存在によって形作られ、伝播していく。彼らを盲目に応援し、愛することだけが宗教としてのアイドルではない。彼等自身が、将来的に奇蹟を産み出す「教祖」または「神」になりうる可能性を、誰もが完全否定することはできないのだ。

人々は私を指差して馬鹿にするかもしれない。罵るかもしれない。しかし、「奇蹟」の一端に触れた者として記しておく事自体は悪ではあるまい。私自身も今の彼らを「神」として毛頭見る気はない。それでも、この事実が積み重なり、後世にはイエスの様に「奇蹟の人」として語られる未来はゼロではない、それを暗喩的に伝えるアイドルとは何者だろうか。私の興味は尽きる事がなさそうだ。

 

 

さて、私の頭上に垂れ下がっている欲望で編まれた蜘蛛の糸はどこへ繋がっているのだろう。ネバーランドか、あるいはカルデアか。はたまた別のどこかか。どちらにしても、その頂点には、小山慶一郎が、村上信五が、中丸雄一がいるような気がしてならない。



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完全に余談だが、NEVERLANDフラゲ日にNEVERLANDを聴きながらガチャを引いたら、無事ネヴァーランドを引き当てることに成功し、限凸をすることができた。7つのエレメントを操る男達の魔力は流石である。 

 

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 えぶり~♡こやまさん♡ガチャや、月曜から夜ふかし村上さんガチャが圧倒的な効果を持つとは断言できませんが、一度試してみる価値はあるのではないかと思います。こんな長文を書いておきながら、1㎜も責任を持つ気がなくてごめんなさい!関東の方は平日はほぼ毎日こやまさんチャレンジできるの羨ましい!東海民はいつもこうだ!地元公演のチケットは御用意されないし!名古屋に人集まりすぎでしょ…

 

 

御察しの通りのYou&J紫麺をリア恋的な感情で応援するタイプの馬鹿女ですから、彼らを信仰することで更に世界が輝いていくのって、本当にハッピージャムジャムウルトラビューティフルな世界だな!って思います。早く同志にお会いしたい…紫しか愛せないみたいな人絶対いるって…

彼らが最年長リーダーポジションなのホンマ最高…色々グダグダ理屈っぽく書き連ねたけど、結局彼らが滅茶苦茶好きって事しか書いてない…彼らを好きでいる事はこんなにもハッピー!!!楽しい!!!

 

 

そんな彼らが一堂に会する4月2日は『AD.2017 特異点J 深淵紫恋汐留プリンス』として伝説になると思います。同じ画面に3人が並ぶだけで幸せすぎるじゃん?◯テレの偉い人、是非3人を並ばせて下さいね♡(並ばなかった)(ヨコヒナと少クラ組が見れたから良しとする)(次に期待)

 

 

 

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そう思うとウン万掛けても本命が出ないソシャゲとか、1枚ウン百円のランダムチェキ(ハンコみたいにどれも同じ顔でポーズが違う)とかに比べたら、某ショップの1枚160円で確実に本命の最高な写真が確保できるシステムってホワイトなのかなって思いますね。買う枚数が10連ガチャ〇〇回分だからエゲツない金額になるだけで♡

 

 

皆様、財布と相談しつつ、明るく楽しい課金を心掛けましょう。

死屍累々の現場からは以上です。お疲れ様でした。

 

 

*1:ゆーじぇー聖杯戦争、ゆーじぇー乙女ゲーム、ハロウィン音楽祭設定ドラマ

*2:僅かの規模が万単位

*3:基本的に櫻井孝宏氏のキャラに弱い

*4:5枚同じ礼装を揃えて合成すると性能が上がる

永遠の煌きに

 

 

何度だって、彼は、帰ってくる。

ヒロ様は私の、そして皆のヒーローだから。

 

 

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私は速水ヒロの大ファンだ。言い換えるとしたら、自担、本命、そして黄薔薇。「絶対アイドル愛☆NG」の時に彼の周りをグルグル回っている人影の一人だ。ハートに変化して彼に気持ちを伝えようとしても、「選べない…ごめん皆!」と一瞬で振られる。でも、その直後に彼に「僕は皆のものだから」と宣言されるのだ。私も、隣の彼女も、皆ヒロ様の女。

 

 

彼に初めて出逢ったころ、私にとっては「CV:前野智昭」のキャラのうちのひとりでしかなかった。

 

前野さんがブログでヒロ様について言及するのを見て興味を持ち、某動画サイトで動画を検索した。そして、一番上に出てきた「pride」はすぐにお目当ての動画だと分かった。安易な気持ちでタイトルをクリックし、再生。

大好きな声の美少年が微笑み歌うそれは、キャッチーかつルナティック、でもクールでキュート、そしてアイドルのショーそのものだった。今でなら「プリズムの煌きに触れた」などと形容するのだと思うが、当時はその演出の派手さに圧倒され、ストーリーに興味を持った程度であった。

 

その程度だったはずが、何回も同じ動画を見ていた。コウジに向かってニヤリと笑いかけ会場に「作詞作曲は~?」と問いかける速水ヒロが、曲が始まれば完璧なアイドルのヒロ様として愛を語る速水ヒロが、いつの間にか忘れられなくなった。

ストーリーを知り、彼を知るたびに、速水ヒロという一人の少年を好きになっていった。

 

 

45話「薔薇の革命」で自身の行いに自ら審判を下した彼の「pride」は、どこまでも美しかった。「作詞作曲は~?」の辺りから視界が歪んで見れなかったことを思い出す。18話の演出の踏襲や、それまでの伏線の回収も相まって、彼のプリズムショーは完成した、と思わされた。ヒールとして彼が終わらなかったこと、そして彼が様々なしがらみから解放されたことが、ただ嬉しかった。

そして同時に、プリリズRLにおける速水ヒロの物語は完結した、と本能が告げていた。所謂「当番回」が終われば自然と出番は減り、そのままフェイドアウトしていく。

 

しかし、最終回で予想外のことが起きた。Over The Rainbowによる新曲披露だ。終わりを迎えたはずの速水ヒロの物語が再び動き始めたことを告げるそれは、これから先の彼らも見たい、という思いを残しつつも、あっけなく終わっていった。流石に続きは無いだろう、と諦めているところもあった。それが大衆コンテンツというものだ。

 

 

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後継シリーズであるプリパラの映画の企画として過去のプリリズシリーズとのコラボが発表された時、男子プリズムスタァ達のルートもあると発表され、界隈が俄かに盛り上がったのを覚えている。

本来のプリパラのターゲット層から見れば興味も湧かないであろうそれは、週に1回だけ、私に「彼の物語の行く末」を提示していた。オバレが3人で歌い、プリズムショーをする。新作映像は僅か数分の物だったが、本編で願っていた未来は、ファンの熱量や歓声を巻き込んで、確実に現実になっていた。

 

 

それから暫く経った頃だろうか。今からおよそ1年程前、男子主体の新作映画が制作される事が発表された。『KING OF PRISM』と銘打たれた作品は、4年に一度、プリズムキングを決めるという、プリリズの本編内容を踏襲していることは明白だった。オバレの彼ら、そしてヒロ様を描くことを約束された作品。我々が願い続ける限り、彼らが現実に存在し続けるような錯覚さえ覚えた。ぐにゃり、と視界は歪み、高鳴る胸の痛みと鼓動が、これが夢ではないことを告げていた。

 

キンプリは、口コミに引き付けられた新規層と公開当初から足しげく劇場に通い鑑賞し続けるリピーター層の、不思議なバランスと熱気によって、誰も予想しなかったロングヒット作品へと急成長していった。その要因のひとつである応援上映の様子も相まって、傍から見れば恐怖、狂気に近い様子だったかもしれない。

 

 

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「キンプリ人気」の熱気も、夏の暑さも冷めやらぬ9月11日、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の続編である『KING OF PRISM -PRIDE the HIRO-』の公開が発表された。

 

人気になれば応援のスタイルも多様化する。それを実感したときの気持ちは、ブラックコーヒーを初めて飲んだときの感想に似ていた。口の中に広がる苦さと、胸の中に広がる爽やかさ。あの空間にプリリズからの熱気を共有することのない人々がいたであろう切なさと、様々な感情やファンを内包するような人気スタァに彼らは成長し、色々な人々が彼らを祝福しているという幸せ。

アイドルから見る客席は、しばしば星の海に例えられる。彼ら自身がスタァであるのは勿論だが、彼らが見る海もまた、ずっと輝きが広がっているのだ。

 

 

何よりも胸を揺さぶられたのは 「プリティーリズムレインボーライブを見てください」などという、使い古され飽和しきり、説得力も失われつつあったフレーズだった。

前野智昭という1人の声優を贔屓しているといえばそれまでだが、私にとっての速水ヒロは前野智昭であり、前野智昭は速水ヒロだ。どちらもいなければ、皆に愛される「ヒロ様」は存在しないと個人的に信じている。

速水ヒロは、過去を踏みしめて生きていく存在だ。過去の栄光も、過ちも、全て自分の結果として生きていく。前野さんがただの役でなく、1人の人間として「速水ヒロ」と関わっているからこそ、あの瞬間、あの空間で『プリティーリズムレインボーライブ』に言及してくれる。速水ヒロの生き様を、未だに多くの人に伝えようとしてくれる。それが何よりも嬉しかった。私の大好きな人は、大好きな人をこんなにも大切にしている。彼のこういう所に惹かれたのだし、これからも好きなのだろう。

彼らが出逢えて、彼らの姿に数年単位で触れることができて、本当によかった。

 

 

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映画の中の彼は、現実に抗いながらも翻弄され、終いにステージ上で涙を流していた。アイドルとしての彼は、あの瞬間に一度死を迎えたのかもしれない。彼の未来はどうなっていくのだろう。ぼんやりとした不安な気持ちだけが、胸の中でズシリ、と重さを増していく。同時に、今まで以上の革命を起こしてくれるのではないか、という期待もある。彼はいつだって、私達に輝かしい未来を見せてくれた。彼の未来は、ここで終わるはずがない。「絶対アイドル」の存在は、いつだって希望の象徴だ。

 

 

 

私は、彼の笑顔が見たい。彼の笑顔のステージが見たい。親友の歌を世界で一番上手く歌ってみせる姿が見たい。彼の歌が聴きたい。ファンや後輩に愛される彼が見たい。ステージの上で、スタァになる瞬間が見たい。

彼の煌めきに、ずっと圧倒されていたい。

 

 

 

お誕生日おめでとう。

世界一のスタァ、速水ヒロに再び会える日を夢見て。

 

 

 

 

はじめての聡マリ~chuは世界を変える~

 

来たぜ夏!(某エイトさん感)

 

今年もこの季節が来ました。茹だる暑さと蝉の声が部屋中にこだまするこの季節が。

私はまだ学生の身分ですから、ここ最近は学校に行く必要もなく、学生の休み期間に忙しくなりがちなバイト先と家を往復するだけの日々を送っています。

こんなクソみたいな生活やめてやる!!自○だ!!って昔の自分なら言っていたと思うのですが、今回ばかりはそんなことも言えません。生き甲斐と言っても過言ではない、生活の糧という人質がいたからです。これのために数カ月生きてきたし、テストだって乗り越えてきたんや…(単位があるとは言ってない)

 

 

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Johnny's Summer Paradise 2016

Hey So! Hey Yo! ~summertime memory~ 8/8 1部

TOKYO DOME CITY HALL

 

時代は2016年8月8日!世間はオリンピックの盛り上がりの真っ只中!最高気温34度!

東京に来た理由はただ一つ、聡マリを生で見るためのみ!

 

 

色々ジャニーズ関連の記事を書いたり、Twitterでもジャニーズの話しかしていなかった所為で、周りも私自身も勘違いしていた節がありましたが、正真正銘今回が生ジャニーズ初体験でありました。勝手に行ったつもりになっている映像作品のクオリティの高さよ…

 

 

個人的にTDCに入るのは2度目で、1度目は1年前のBROTHERS CONFLICTという乙女ゲームの作品のイベントでした。あの時は春でもっと涼しかったなあ、とか、痛バの人ばかりで怖かったなあ、とか、色々思う所がありながら(全部言葉に出していたため情趣は全くない)水道橋の駅から記憶を頼りに歩いていると、緑や黄色を身に着けた若い子が増えていきます。

そして、よくよく見ると、結構な割合で顔写真入りのカバンを身に着けていてビックリ。痛バの恐怖再び。

 

 

時間まで喫煙所の前でたむろして喫煙者の少なさにビックリしつつ(ファン層の関係だと思われる)入場すると、予想外の現実に驚くことに。

 

 

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席が!席が!とても近い!!!

 

アリーナ10列以内ドセンとは知っていたものの、ステージ中央辺りは飛び出していたため前列3列位は潰れており、我々の席は実質3列目程度。しかもドセン。正真正銘の神席。友人の席運にひたすら感謝しながら、「これだけでも来た価値あったなあ…」と目の前の氷山を2人で眺めて開演を待つことに。

氷山ではなく雲だと何故気が付かない。

 

現実が直視できない私は何故か関係のない話題で盛り上がり、

「Y&Jは14人、ブラコン*1も13人+1匹、つまり14人…ブラコン実写化は決まりじゃん?祈織様*2どうしよう…」「お、王家の紋章*3の話してもいい?浦井君最高にメンフィス…あの美形なら我儘になってもしょうがないし暴政は全部私が許した…」

などと戯言を言い続けるのみ。すまんな友人。

 

 

そんなことばかり言っていた私を見透かし、驚かすように突然暗転。そしてパニックではない悲鳴に会場は包まれました。

 

 

死を決意し、光るステージを見据えた瞬間、天使たちが降臨したのです。

私は非キリスト教徒ですが、このときばかりはキリスト教的終末観も、最後の審判も、全てを受け入れる覚悟を固めました。ここが私の現世の終わりだ、と。

 

 

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1.Sweety Girl

可愛いの閾値、開始0.1秒で意味をなさなりました。自分は割と落ち着いてコンサートとか見ることのできるタイプかと思っていましたがそんなことなかったです。ただひたすら、悲鳴。キャアではなくギャア。気持ちの悪いヲタクのトゲトゲした悲鳴に反して、もふもふ。もふもふ。ピンクのクマさんとブラウンのクマさんだ~!本人たちもクマさんなのにクマのぬいぐるみが何体も付いていました。わけがわからないかわいい

 この曲くらいは予習した~!とかそんな思考は一瞬で消え、ただ目の前の可愛いぬいぐるみ達が歌って踊っていることを脳が理解するのが精一杯。

理解したと思ったら突然のハグからのちゅう(誇張なし)。余りの衝撃に膝から崩れ落ちる私。こんなの現実なんておかしいよ。二次元でも見たことないよ。

この時点でショックを受けすぎた所為か、後はあまり記憶がありません。私には2人の世界は早すぎたのです。(まだ1曲目)

 

 

2.ぶつかっちゃうよ

下手からマリちゃん、大量のJr、聡ちゃんって順に並んでパフォーマンスしていたのがとてもキュート。投げちゅうか何かしてた記憶。キスではなくちゅう。so cute...

この時に正面にJrが来てくれたおかげで、「聡マリちゃんの可愛さに殺されそうになったらJrを見ればいいんや!!!」という謎思考に至ることができました。贅沢さがマリーアントワネットみたいですね。マリアン…(映像化を待つヲタク)

 

 

3.恋するエブリデイ

天使がこの汚い現世に降り立った。俗世でいうファンサ曲?ですかね。

我々のいる通路の真横を通過する松島聡さん!!!ヲタクの手をお触りになる松島聡さん!!!ドセンにいた私は全く関係がなかったのですが、友人が隣で「顔、顔が、綺麗だよ…!」というので、人混みの中から見ると本当に横顔が綺麗…可愛くて綺麗とか現実かよ…現実じゃない…そして煽りから感じる手越さんイズム。本当ジャニーズ界の優等生。

曲後半ではマリちゃんが上手側を通過してくれたのですが(ほかの曲だったかもしれない)、あまりの尊さに「ローヤルタッチ*4じゃん…」としか言えなくなりました。マリちゃんリアルローヤル。

 

 

 4.4seasons

これまでの情報量の多さのあまり、完全に記憶にありません。わたしのポンコツ脳の処理が追いついていませんでした。OSアップデートしたいです。

 

 

5.雨だって

鮮やかな虹色の傘をクルクルと回す2人が非常にきゃわわ。まるで雨上がりの街並みを歩いているよう。2人とデートできるのならどんな天気だって全く構わないです。照明もカラフルで、水たまりの中に反射する虹を連想させられました。まあ、その照明にキスするのが松島さんなんですけれども。天気さえ僕のモノ☆ってことですかね!?最高ですね。

 

 

6.和コーナー(曲名が分からなくてすいません)

出た!!!ジャニーズのお家芸だ!!!(偏見)

か、KAT-TUNで予習しておかねば殺られる所だった…

聡ちゃんの乱れ黒髪に和服が合うのは勿論ですが、マリちゃんの彫り深フェイスかつモデル体系に和服というのも異国情緒溢れており、全く違う美しさを体感しました。和洋折衷大好きマンの冥利に尽きます。幸せ。

そして、対比という面では、ダンスや魅せ方にも2人の差が色濃く反映されている印象を受けました。比較的小柄でありながらも、ダイナミックかつキレのある動きで迫力のある「動」の印象を与える聡ちゃんと、長い手足を十分に生かし、大胆な動きでありながらも優美で繊細な「静」の印象を与えるマリちゃん。同じダンスでありながらも、ここまで差が出るのか、と。

先程までの可愛さとは打って変わり、カッコよさを前面に押し出してくる聡マリには驚かされるばかりです。

 

 

7.Don't stop sexy boys

8.桜咲くcolor

 和コーナの続きですね。記憶が曖昧で申し訳ないのですが、障子みたいなのに影だけ映る演出とか、扇子を使った演出とか、オレンジと緑の光で力強さと儚さを同時に表現しているのとか、ヲタクが好きなモノ全部詰め!みたいな演出のオンパレードにただビビる。こっちの気持ちわかってる。

聡ちゃんは「お願いして和コーナー入れてもらった~♡」みたいなことを言ってましたが、本当こんな面を見せてくれて感謝しかないです。そういうところに2人のコンサートへの拘りを感じます。ありがとう聡マリ!

 

 

 

MC1

ケンティ~!こっち向いて僕だけのエンジェル~~~!!!

人間、驚きすぎると悲鳴が出るのだと初めて知りました。隣の友人とパニックのあまり「脚、脚が、脚g、細い長い細いn…!」と手を握り合いながら喚く始末。ステージの近さが完全に裏目に出ました。やっとジャニーズに慣れてきたと思われる私の前に、突然乙女ゲームも真っ青、歩く二次元である彼が現れたのです。ショックが大きすぎて会話の内容を全く覚えていません。美形が3人並んでいたこと以外の情報を処理することができなかったからです。折角ジャニーズのきらめきに慣れたのに。

これがElectric Shockって奴ですかね(多分違う)

 

あとMC終わった後にも1バルの後ろで2人を見ていた時のお兄ちゃん力と言ったら…!あの微笑みはモナリザにも相当すると思います。あの笑顔が一部の人にしか見られなかったの、本当残念です。

 

 

9.ダンケ・シェーン

こっちがDankeschönだよ…って尊さに平伏したくなる曲でした。こんな若いのに、皆を笑顔にするためにドイツから日本に来て、厳しいレッスンや状況に耐えて、いつも私たちに笑顔を見せて幸せにしてくれる…アイドルという存在の奇跡…

彼にとっての「この場所」をもっと色々増やしてあげたいなあ、と多幸感の中でふと思ったりしました。あそこにいた人達は皆同じ気持ちだったと思いますが!

 

 

10.Break out my shell

噂の聡ちゃんソロです。ただひたすらカッコよくて、スタイリッシュで、メッセージ性に溢れた一曲。彼の目指す「カッコいいアイドル」の理想像を見た気がします。レーザーバンバン出してガンガン踊る所に増田イズムをめっちゃ感じました。ごめんな短絡的なヲタクで…

彼らの事情や歴史には余り詳しくない私ですが、それでも「殻を破りたい」と力強く歌い続ける彼からは、少年と青年の境目を移ろっている「松島聡」の美しさがハッキリと滲み出ており、アイドルを背負う男の覚悟というものを見た気がします。

彼が歌い終わった後、それまで沈黙に包まれた会場が一際大きな拍手と歓声に包まれていた光景を、会場の人々も、彼も忘れる事はないのでしょう。

 

 

11.we can be one

聡ちゃんラップ上手ですね…原曲は風磨さんパートだと後に知ったのですが、また違う趣があってよかったです。というかソロに衝撃を受けすぎてこの時の記憶もない…

しかし2人の白衣装がスタイリッシュで凄い好みだったことはハッキリと覚えてます。特にマリちゃんのスカート部分。白黒ペイズリー柄可愛いよ〜!

 

 

 

12.24-7 ~僕らのストーリー~

MVのメイキングの肩を寄せ合う2人に衝撃を受けてから早3ヶ月、この曲を2人で歌うのを見る日が来ようとは全く思っていませんでした。知ってる曲は僅かですが、その中でも特に好きな曲だったので生で聴けたのが嬉しかったなぁ。そして英詞を歌うマリちゃんはやっぱり別格すぎて何言ってるかさっぱり分かりませんでした。マリちゃん、英語のゆるふわ家庭教師して…(辛うじて思い出したMCネタ)

 

 

13.シングルメドレー

時代を!創るぞ!聡マリちゃん!!!

ってメドレーですよね?違う?

多分昔からのファンの方には思う所がいっぱいあるんだろうな、って思っていましたが、私みたいなSexy素人にはめっちゃ楽しいメドレーでした!本人達も楽しそうに煽って一緒に踊ってくれたし。本当にグループの曲が好きなんだなってこっちまで伝わってきました。

個人的にKQJのフリが程良い細かさで楽しかったので次までに完璧にしたいです。誰か指南してください。

 

 

MC2

質問コーナーが本当楽しかったです!当てられた若い子が勘極まって泣いちゃって質問飛んじゃってるのも可愛かったし、美しいマダムが「若くないけど…」ってはにかんでるのも可愛かったです。色々な年代に等しく愛されて、マイナスイオン出しちゃって、こっちまで幸せになれる聡マリちゃん本当最高…

 

「好きなお菓子は何ですか?」って質問に、

マリちゃん「ん〜?グミかな♡♡♡」

私と友人(ドイツ繋がりでハリボーだったらいいなめっちゃかわいい)

聡ちゃん「ポテトをスライスしたやつ!」

会場(それは商品名ではないのでは…)

って流れになってたのが凄いツボで忘れられません。聡ちゃんマジ天然だしマリちゃんもツッコマない。ツッコミ不在の恐怖。

 

 

14.この手をつなごう

座ったままでいいよ〜♡と、マリちゃん様が言ってくださった為、我々はご好意に甘えさせていただきました。ローヤルタッチは相変わらず継続されていたため、多分あの時点でアリーナ通路側の人間の細胞は超回復と進化を繰り返し、超人類への歩みの兆しを見せ始めたのでは、と心配しています。通路側の皆様、お元気ですか。

 

 

15.FORM

16.yes!

17.BOUNCE

聡ちゃんソロコーナー、カバー曲編です。

にゅすちゃん、かつん辺りを中心に勉強中の身としては知らない曲ばかりで申し訳なくなりました…BOUNCEバイト先の同じ高校出身の後輩ちゃんに借りたじゃんぷちゃんのDVDで辛うじて知っていたのですが、その割に曲の記憶が曖昧で更に申し訳ない…皆さんこういうカバーみたいなのって全部分かるんですかね…

 

この辺りはJr.のギターの子がカッコいいな〜!と思って見ていた記憶。(名前が分からない)

あと上手にベースの子が居たのがめっちゃ違和感で友人と首捻りまくってました。そういうステージングだって分かってるんだけどね!

 

 

18.Hello Broadway

19.君の瞳に恋してる

20.DREAM GIRLS

21.welcome to my paradise

マリちゃんソロです。

いきなりブロードウェイ。階段を降りる姿はまさにJapanese broadwayなTakaraduka。ローヤルが愚民にも分かるエンタテイメントを提供しようと思ったら、こんな形になるんだな〜!ってガチで思いました。ステッキダンスが優雅で見惚れてしまった…

ジャニーズのカバーをするのではなく、往年の名曲をカバーして自身のソロ曲に繋げる流れが素晴らしすぎて!マリちゃんは本当に、今までの流れを踏襲しながらも、新世代として新しい形のアイドル像を提供してくれる貴重な存在なのだと思います。温故知新系アイドル。

二次元のヲタクとか、今までジャニーズに全く興味のなかった人間が落ちるのってこういうタイプですよ(経験談)

 

そして、聡マリちゃんはジャニーズ界のクラシック組では!?とこの時にふと気付きます。遅い。

 

 

22.You're the only one 

Jr.コーナーを挟んで、 突然2バルの扉から現れた2人をアリーナから見上げる形になった私は、「天使降臨かな…」と空を見つめるしかありませんでした。やはり彼らは見上げてると宗教感増します。見上げるのオススメです。

 

 

23.トラフィックジャム

可愛さの大渋滞。帰省ラッシュ東名高速よりも渋滞するでしょコレ。いいかげん可愛いに代わる語彙を見つけたいのですが、人間不思議なもので、可愛いと思うと可愛いとしか言えなくなるものです。人類は「可愛い」の前に敗北するしかありません。彼らを見て、ディ〇ニーやらサン〇オやらの「可愛い」文化が廃れない理由ってここに在るのかもなぁ、などと思ったりしました(哲学)。

 

 

24.With you

可愛さから尊さで殺しにくる辺りが聡マリ。光り輝くステージでしっとり歌う2人は天使のように見えました。ヨハネの黙示録では天使がラッパを吹いたら最後の審判が始まるという話ですが、彼らが歌えば審判が始まるのかと錯覚するまでの美しさ。先程までの可愛さは何処へ。

『太陽』などのやたらとスケールの大きいキーワードも、2人の前では全てリアリティを伴ったワードとして、世界平和でも人類平等も、全て現実になるような思いにさせられました。

 

 

25.I see the light ~僕たちのステージ~

先程の尊さを継承しつつも、2人はアイドルなんだなぁと実感させられた1曲。何があっても2人はアイドルだし、これからもアイドルとして私達の前に現れて、笑顔を見せてくれるのだという確信。18歳と16歳の少年達には理不尽な世界かもしれないけれども、それでも彼らは歌を歌い、笑顔を届けてくれて、私達はそれを甘受する。それだけでいいのだ。なんと幸せな関係だろうか。

 

現実はどうであれ、彼らの創り出す世界と、笑顔と、その美しさは真実なのだと思います。今の私には、それだけで充分です。ありがとう。

 

 

en1.Hey you!

en2.ドキドキBreak out!!

そんなしっとりとした終わりに反し、アンコールはひたすら楽しく!明るく!というのが2人らしくて素敵でした。

楽しかったし美しかったし生きててよかった!!!ありがとう!!!聡マリちゃんはいいぞ!!!映像化お願いします偉い人!!!という気持ちでいっぱいです。

世界中のエンタテイメントという項目に聡マリって書いておきたい。聡マリはいいぞ。

(本編ラストに圧倒されて記憶があまりない)

 

 

 

 ———

 

 

 

この公演、2時間で¥7500ということは、1時間で¥3250、1分あたりで¥62.5。1秒だったら約1.04円という計算になります。実質無料じゃないですか。しかもあの近さであのサービス量。むしろ運営側は損してないかという気分になります。大丈夫かなあ。聡マリちゃんに美味しいご飯を食べさせてあげたいパトロンおばさんは非常に心配です。

 

 

そして、この翌日に数年振りに39度の高熱を出し、10年振り位に点滴を打たれる羽目になったのも良い思い出です。(全く良くない)

もしかして聡マリの過剰摂取が原因かな、とも思っています。わたしの身体で2人に対する抗体ができていなかったんですね。次は大丈夫だと思いたいです。(フラグ)

 

 

———

 

 

次は5人が見たいなあ、と言いながら今日も私はアイドルに生かされているという幸せを味わっています。

早く10ksとプリライ届いてほしいし、QUARTETTOの映像化だって待ってるし、ウェルセクも欲しい。24時間TVもある。プリツイもアツい。

いい夏だね!良い夏のきっかけは聡マリから!聡マリはいいぞ!最高だ!乾杯!!!

 

 

 

*1:BROTHERS CONFLICTの略称

*2:完璧超人でありながらも過去にトラウマがあり、恋愛に対して少し歪んだ思想を持つイケメン兄弟一の美男子10男。私は皆様の理想のY&J界の祈織様を募集しています。

*3:実は数日前に初日を見に行っていた。宮野真守氏のイズミル王子の話は行きの新幹線の中で散々して呆れられている

*4:近世ヨーロッパで主流だった奇跡療法。国王が臣民に触れることで彼らの病気を治癒させると考えられていた

過去のあなたへ、そして未来の君へ

 

 

お題「NEWSを知らない君へ」

こちらのお題に便乗させていただきます。顔から火が出る程恥ずかしい自分語りとポエムを書くつもりです。文才はない上に感情に任せて書くタイプな故、非常に纏まりもないし自己満足な作品でしかありませんが、私が今一番書きたいことを書きます。

もしお時間を頂けるのならば、暫くお付き合いよろしくお願いします。

 

 

———

 

 

 

過去のわたしへ。

今のわたしの話を聞いてくれませんか。

 

 

 

わたしは、所謂「新規」になりました。しかも「ド」がつくほどの。しかもジャニーズの新規。アツいのはNEWSだって。声豚業はどうしたんだって話だよね。

 

 

2ヶ月前、超唐突かつ意外な人から彼らの事を知り、彼らのパフォーマンスを見て、そして不安げなファンを笑顔にするはずの彼らの涙を見て、この人たちを応援したいな、と思ったのがきっかけです。単純だね。

 

彼らに9人の時代も、6人の時代もあったことも覚えていますか。

幼き頃にテレビで流れていて、無意識に聞き覚えのあるフレーズにも、見覚えのある顔にも、個人的に興味が全くなかった(恐らく無自覚のうちに嫌っていた)ことが惜しまれるばかりです。

あと未来シアター好きで毎週見てたけど、あれNEWS出てたって知ってました?顔も名前も忘れた?損しないから覚えときなよ、あなたその2人に変な拗らせ方するよ。

 

 

わたしが彼らを知ろうとした時には、知ってるイメージは全て過去でした。

そんな悲しくて美しいことが起きたんだよ。信じられますか?

 

 

2ヵ月前、わたしが初めて意識して『NEWS』の彼らと向き合った時には、かつて「イチゴ」だった彼らはステージにいなくて、残り4人の「生クリームとスポンジケーキ」がいただけでした。あなたの想像する「ショートケーキのNEWS」は売り切れてます。再販もしません。食べたことなかったのにね。

 

びっくり?残りの顔がわからない?未来シアターの子たちとテゴマスですよ簡単やん…まあ見ときなって。

 

じゃじゃーん!代わりにフルーツ盛り盛りのウエディングケーキが現れました。やったね。

「美しい恋にするから 約束するよ、チャンカパーナ」と彼らが3回も誓ってくれる伝説のコンサート映像を見て、美しくてカッコよくて可愛い彼らと一緒に泣いて、笑って、いつの間にか彼らに夢中になっていました。信じられんよね。でもホンマ可愛いから一緒に見ようって。百聞は一見に如かず。

 

 

「イチゴのないショートケーキ」なんて自分を称さないで、

貴方達は私にとっての「極上のウエディングケーキ」なのに、と。

彼らが今まで以上に羽ばたいて、皆で幸せになれますように、と。

 

 

こんなことを、わたしが食わず嫌いしていたジャニーズに思うようになるなんて、2ヶ月前のあなたたちは馬鹿にするでしょう。あなたの本命が結構変わってることにはあんまり触れないからさ、お互いに現実見つめ合いましょう。ね?

 

やっぱりそんな興味なかった?今は他見てるの楽しい?取り敢えず昔のわたしが興味持ってくれたら嬉しいです。かつんも見といてね。

全く興味ない?まあそのうち落ちるから気長に待ちますよ。

 

 

でも、今だから好きになれる物があってもいいんじゃないかな。無責任な好きって楽しいよ。

そう、そこのあなた。

 

 

 

———

 

 

 

やぁ、具体的な時期でいえば2016年3月31日から4月26日までのわたし。

 

 

一言だけ聞きます。

あなたは今でも「前野智昭が好きだ」と言い続けることができますか。

 

 

3月31日付の記事を読んだときの、ブログ休止という予想通りの結末になってしまった悲しみと怒りに似た失望を、わたしはきっとこれからも忘れられない。

彼の文章は決して上手なものではなかったけれど、ファンへの思いやりと周りの人への感謝が伝わってくる、温かくて丁寧な文章だった。そんな彼が、ファンのことを唐突に断崖絶壁から突き飛ばすような非情な宣告をしたことは、オブラートにいくら包んであっても、彼の本心を反映しているようで。

 

 

彼の言葉を受けたファンの悲しみにも、さらに閉鎖的かつ宗教的になっていく批評を許さないようなファンたちにも、疲れていませんか。

ファンの在り方とは、好きの在り方とは。と、自分の定義が砂の城のように崩れていく感覚に、追い詰められていませんか。

 

 

「好きでいるのが辛い」が「嫌い」になる前に、その当人とも取り巻く環境とも、少し距離を置いてほしいのです。

心の中の好きな人の存在を、あなた自身の手で終わらせる必要はない。

 

 

わたしは、彼を「嫌い」になる前に、彼らに出会って、この辛さを少し忘れて状況を客観視することができたから、今も彼を「応援する」と言い続けています。昔のような「好き」はないかもしれないけれど、やはり彼は特別な存在に変わりない。

人はわたしのことを「DD」とか「浮気者」とか「にわか」とか言うかもしれないけれど、「好き」は定義できないし、誰か1人に絞りきれないことは、創世記の時代から分かっていたことではないか、と笑っていきましょう。

中途半端で何物でもないのも、悪くないよ。

肩の力抜いて、楽しくバカみたいに応援しようよ。

 

 

 

———

 

 

 

未来で待っているわたしへ。

 

 

過去を見ても、未来を見ても、わたしの知らない彼らは、きっと星よりもいっぱいいます。

驚かされたり泣かされたり笑わせられたり萌えさせられたり、時には怒りも覚えたりするかもしれないけれど、この文を読んでいるという時点で彼らに夢中になっているということに変わりはないでしょう。未来のわたしも変わってないなあ。

 

 

NEWS史にとって、きっと事件だらけの2016年の夏が幕を開けようとしています。

今はさながら、国民議会が設立されて国民の意識が高まり、バスティーユ監獄が襲撃される直前の19世紀フランス。革命前夜の高揚感。狼煙を上げるのは誰でしょうか。

 

 

ーーー

 

 

 

今、「恋を知らない君」へ。

 

彼らとファンの関係は、ライブが「デート」と称されるように「恋人」なのだと思います。

ファンの方見てると分かると思いますが、彼らとの恋はいつだって楽しい。沢山の恋人の中の一人でいいから、遠距離でいいから、彼らとの恋に浮かれていたい。でも時々右から3番目の彼女にもなってみたい。青春だね。

 

そんな一夫多妻制を採用する彼らは今回「恋を知らない」君への愛を歌います。また恋人を増やすのね!でもそんなところも好きだよ!皆で幸せになりたいもんね!

 

 

世界の「恋を知らない君」たちよ、今がチャンスだ。

革命に参加して英雄、そして恋人になりませんか。

そして私と一緒に「夏のまえにキミに逢えたから 最高の波がきているのさ」って、笑って歌いましょう。

 

待ちきれないよBeautiful Days!

 

 

 

 

NEWSちゃんと二次元

 
 
ある日、声優沼で前野智昭さんと戯れていると、突然天界から、餃子を作る4人の天使たちが流れてきました。おばあさんは彼らのことをNEWSちゃんと呼び、口座の預金が空になっても見守る決意をしました。
 
 
―――
 
 
突然NEWS(ジャニーズ)という大海に放り出され、漂流して早1ヶ月。今までの人生の中で一番充実した新規ライフを送っています。生粋の二次元追っかけ女が、彼らの顔と名前が完全一致した後、たった2週間でFCに入金をし、某密林でWhite(初回)と美恋(残念ながら通常)を購入し、深夜アニメを消して少プレを録画予約し、一般販売に電凸をし、ピンクとグレーの気持ち悪い考察を書き、口癖が「コヤシゲは永遠」「加藤シゲアキさんは概念」「にゅすは皆二次元」になるとは誰が想像したでしょうか。最近欲しいのは、SUMMARYの円盤と幸福魂の円盤とKAT-TUNの音源と一万字インタビューの号のM誌と四奏魂オーラスのチケットです。ください。
新規ハイとジャニーズのことを散々バカにしてきた私がまさかこんなことになろうとは。
でも楽しいからいいや!スキはいつだって楽しい!楽しいぞ~!
 
 
―――
 
 
本当はWhiteの感想を書いて、「BYAKUYAのヴィジュアルで何か企画を…」とか「あのヴィジュアルはウェブラック時代の彼らで、組織を裏切った彼らが立ち上げたのがチームホワイト(妄想)」とか「風紀委員がいないMC万歳」とか「ロメオからのESCORTで毎回墓に入る」とか「テゴマス尊い」とか「コヤマス手繋ぎ信仰」とか「ESCORT(歓喜)」とか「ESCORT(動揺)」とか「ESCORT(遺言)」とか言いたいんですが、見ての通り纏まる気がしない。
あと、こんな乙女ゲームの口説き文句より薄くて軽い新規の感想など需要がないという判断から見送ります。
 
 
そこで今回は『にわか婆presents NEWS担に観て欲しいアニメ』をお送りしたいと思います。散々書かれたネタだとは思いますがどうぞお付き合いくださいませ。
実は最近気に入ったアニメを布教したいだけとは言えない。
 
 
―――
 
 
その1 『スタミュ 高校星歌劇』
 
「夢を諦める方法なんて、知らない——」

憧れの高校生を追って、音楽芸能分野の名門・綾薙学園に入学した星谷悠太。
学園には、全新入生の目標である花形学科『ミュージカル学科』が存在し、
中でも成績トップの3年生で構成される≪華桜会≫なる組織が、学園の頂点に君臨していた。

ミュージカル学科に入科するためには、≪華桜会≫のメンバーに見初められ、
直々に指導してもらえる特別枠、通称『スター枠』に入ることが最良の近道だが……。

秀でた才能はあるものの、それぞれの抱えた問題により、
ミュージカル学科の候補生に残ることすら危うくなってしまった
那雪、月皇、天花寺、空閑と、素人同然の星谷。
そんな5人が≪華桜会≫の変人にして天才・鳳の目に留まり……!?

青春ドタバタ・ミュージカルストーリー開幕!*1
 
男子高校生版宝塚音楽学校のような場所で、切磋琢磨する美少年たちから元気を貰える名作です。「赤(天花寺くん)と青(月皇くん)はシンメ」とは友人の名言。けんしょりだね。ミュージカルという題材ゆえに、いきなり歌うことやら過剰演出やらがネタにされたりもしますが、それを上回る感動と興奮。皆頑張っているから皆応援したくなる。取り敢えず6話位まで観て頂きたい。見終えた際には幸福感と希望が満ちていること間違いなしです。
 
 
そして、この作品を激推しする最大の理由は、若手ミュージカルスター界の手越祐也さんの存在です。
 
この歌詞をご覧ください。

Honey!Honey!Trap! 虎石和泉(KENN) - 歌詞タイム

 

・ひとりひとつのLOVEじゃ足りないんじゃない?

・オンナノコに生まれてくれて ありがと!

 オレを見つけてくれて ありがと!

 片思い? そんなの させやしないさ

 

主人公チームのライバルポジションで登場する虎石和泉くんの持ち歌です。
彼自身、「女の子は皆彼女だよ♡」というような誠実真面目系チャラ男ですが、この歌詞にデシャヴを覚えるNEWS担は多いはずです。
 
そう、手越祐也さんではないですか?
 
曲調もカッコいいですし、KENNくんの歌い方が微妙に彼と重なることで、最初から最後まで一貫して虎石和泉くんと手越祐也さんが被り続けること請け合いです。
この曲を早く手越さんに知っていただきたいし感想が聞きたい。絶対に彼らは仲良くなれると思います。
 
 
 あとEDの星瞬(せいしゅん)COUNTDOWN、きっと皆好きです。
 
 
 
 強がりさえプライドになる 羽ばたく方法は自由
 
 加藤シゲアキさんに贈りたい歌詞No. 1って言う単純新規です。ちむとりちゃんの成長を思い出して聴くだけで泣けるのに、シゲアキさんのことも重ね合わせると更に号泣すること請け合い。ちむとりそれぞれのソロバージョンもCD収録されてるのが良いですね〜声豚としてジャニーズさんもこういうの特典でいいから出してほしいです。
 
 
―――
 
 
その2  『デス・パレード』
 
「いらっしゃいませ クイーンデキムへようこそ」
何も知らない二人の客を迎えたのは、
不思議なBAR『クイーンデキム』と白髪のバーテンダー『デキム』。
彼の口から語られるデスゲームへの誘い。やがて剥き出しになる客達の本性。
ゲームの果てに自らを『裁定者』と明かすデキム。裁定者デキムが二人の客へ下す裁定とは…。*2
 
 
色々なアニメを見てきましたが、個人的にここ数年でこれを超える作品が見つかりません。
生とは何か。死とは何か。人の魂、生き方に重さ、善悪はあるのか。
テーマ上選り好みされがちな作品だとは思いますが、単なる娯楽としてのアニメではなく、我々の倫理観や生き方に直接訴えかける作品です。
 
 
ストーリー全体から感じる印象は、これから見てくださる方の気持ちを尊重するため敢えて言及しません。となると、外見やそれぞれのエピソード、キャラクターに対する印象の話を中心として据えることに繋がります。
NEWSのファンの方には、主人公のデキムくんがESCORTのバーテンダー?給仕服?のシゲアキさんを彷彿とさせる素敵ヴィジュアルだという話もしていきたいのですが、ここでは6話をオススメしたいのです。
 
 
全体を通し、現実味を帯びながらも幻想的なバーの中、人の弱さに向き合っていく世界観で、この6話のみが明るいテイストのまま進行していきます。
ストーリーはこちら。
 
女子高生の有田マユは気がつくと見覚えのない場所にいた。不思議に思いながらもマユが通路を進むと、赤い髪のバーテンダーがいる和風のバーに行き当たる。ギンティという名のそのバーテンダーは、マユを見るや一方的にゲームで勝負しろと告げ、対戦相手の男を指し示す。その男はアイドルグループ「C.H.A」の原田。大好きなアイドルに会えたマユは大喜びで、ギンティに言われるがままゲームを始める。*3
 
主人公のデキム君ではなく、彼の同僚のギンティが裁定する話です。
この原田君、キャラデザや設定、まして映像を観て頂ければ一瞬で理解していただけると思いますが、「こんな人どこかで見たことがあるような…」という気持ちになること請け合いです。声帯担当が声優界の泣く子も黙るエンターテイナー、宮野真守氏というのも中々クる。俗世間の印象が反映されているような気も…
 
(敢えて名前を出さないのは、原田君のモデルの存在を示唆しつつも明言を避けた監督さんのご意向を反映したものです。全ては想像の世界だからこそ美しい。原田君をどう捉えるかは皆様の主観にお任せします。)
 
 
ゲームを通して明らかになる原田君の本性に対し、我々がマユちゃんの立場に立った際、果たして彼女のような事が言えるのか。アイドルガチ恋が取り沙汰される日々ですが、「応援する」ということは何をお互いに与えるのか。少しだけ考えさせられる30分になっています。
 
 
 
―――
 
 
 
さて、ここまで2作品を紹介させてもらいましたが、ここまで読んで下さった方に少しでも、NEWSくんやらスタミュくんやらデスパやらに興味を持って頂けたら幸いです。偏ったチョイスなのは反省してます…
このブログ見て下さる方がどの層か全く分からないんですが、色々手を出すのは楽しいよ!とはお伝えしたいですね。好きがいっぱいだと楽しい。しかし資金繰りに常に悩まされるため、石油王かパトロンを見つけていくことをオススメします。本命も推しもファンも皆で幸せになるために頑張りましょう。
 
 
 
―――
 
 
 
そして実はこの紹介した2作品、共通点がありまして。メインキャストが前野智昭さんと細谷佳正さんだということです。
元は声優の追っかけとして生きていた私にとって、何に夢中になろうが結局ここに帰ってくるのだろうなぁという気持ちで彼らをいつだって見つめています。距離や応援スタンスは変わっても、頑張る彼らを見ることが一番の幸せだ、と胸を張って言うことが目標です。
その過程で、少しでも多くの方に「声優」というプロフェッショナルたちの魅力に触れて頂けたら、とてもうれしいなと思います。
 
 
美しい恋は、深夜バスに思わず乗り込まなくても、既に堕ちているのかもしれません。
 
 
―――
 
 
ポエムでオチがつかなかった!でもこれだけは叫びたい!
 
前野智昭さんお誕生日おめでとうございました!!!加藤さん長期連載決定おめでとうございます!!!2人ともお仕事頑張ってください!!!
 
以上です!寝よう!
 


 追記(5月29日)
スタミュ2期おめでとう!!!サティスファイ!しゅ〜いずデュエットはスタミュ界の修二と彰です…ありがとう…



*1:「スタミュ」公式ホームページより引用

*2:『デス・パレード』公式ホームページより引用

*3:『デス・パレード』公式ホームページ、「Story」から引用

キンプリに「恋した」女が「美しい恋にするよ」と言われて加藤シゲアキさんに落ちた話

 

キンプリ主題歌集発売おめでとうございます!ドラマチックLOVEが名曲すぎてアニソン大賞とか取りそう、まさかのまさかでアニサマあたりで歌ってほしい…

 

キンプリの話をしましょう。プリリズRLの頃から応援してましたが正直ここまでヒットするとは思いませんでした。岐阜で上映決まった時が公開からちょうど1か月くらいだったかと思いますが、初回上映で思ったより人がいなくて、岐阜のプリズムエリートはどこや!って動揺したの覚えてます。皆さん名古屋行ってたんかな。

岐阜での上映が終わった位から、理解が追い付かない位世間に「キンプリはいいぞ」とか「応援上映」ってキーワードが登場するようになって、普段アニメとか見なさそうな別界隈のヲタクにも色々聞かれた時に、やっとキンプリが一大人気ジャンルになっていたことを実感しました。べる様が高みに上り詰めた事に対して感極まったヒロ様を想像してください。あんな感じです。


私はプリリズRL至上主義かつオバレのヒロ様過激派ですから、キンプリも最初は「ヒロ様以外見たくない…オバサンはオバレの曲だしprideのことは忘れたい、コウジ早く帰ってきて…」「ルヰくんのprideを褒めちぎる人間はヒロ様のこともRLも何もわかってない…」としか言えない病気に罹っていましたが、いつの間にかアレクの女になり、シン君の呼びかけに全力で答える気持ち悪いミーハー女に進化していました。友好的な話し合いもできるようになったし。プリズムのきらめきで性格が改善されました。

 


ーーー



今もキンプリは絶賛上映中かつ大人気な訳ですが、ヒット前夜によくジャニヲタの方の応援上映レポとか拝見しました。ジャニヲタの方って個人的に二次元とか嫌いそうな印象あったので、偏見なく素直な感想を述べてくださることに感謝しかありませんでした。あと、着目している場面が全然自分達と違ってて興味深かったです。何者だって感じですけど感謝したいです。ありがとうございます。

ヲタクは火を通すと他ジャンルへの独特の偏見が抜けて、分かり合えた幸せな気持ちだけ残るんだ、って実感しました。


ジャニーズのヲタクの方からキンプリへの歩み寄りは先述の通り多く見ましたが、逆パターンってあまり見たことが無いような気がします。こちらが楽しませてもらっても、向こうの方々に何も還元できないもどかしさの中生きていました。

しかし、やっと最近ジャニーズのコンサートの映像を鑑賞することができましたので、初ジャニーズをキメた私の感想を残しておきたいと思います。失礼な表現がありましたらごめんなさい。良ければ暇つぶしの種かスクロール高速化の練習材料にでもしてください。



ーーー


タイトルからオチが分かってしまうような気がしますが、今回見た映像作品はこちら。

NEWS LIVE TOUR 2012 ~美しい恋にするよ~(通常盤)(Blu-ray)

天下のNEWSさんです。これ他のジャニーズグループ推してる人にもめっちゃ人気なんですね…嵐好きの友達も名盤だってめちゃくちゃ褒めてました。


正直言って、これ見るまでNEWSって誰がいるか本気で分からなかったんですよ。昔山Pいたよね?手越くんはまだいる?みたいレベルで。当然楽曲も分からない。チャンカパーナとタイトルの分からないタイアップの曲のサビ位しか聴き覚えがない。


そんな私が見てもこの映像そんな楽しいのかな…と最初は思いました。しかし、このコンサート映像は、『活動休止の後4人になって初のツアーかつ、本来最終日が映像になるのが慣例の中で、手越くんの強い要望によって初日が収録される』という背景があると知り、少し同情のような気持ちを抱きました。解散、オバレ…考えたくない…


色々心に残った場面はあるのですが、悲鳴のような大地を揺らす歓声の中、4人がステージに上がってきた時の顔が一番印象に残っています。

前を見据え「アイドル」然とする増田くん、どこか緊張しているようでありながらも自信ありげな笑顔を浮かべる手越くん、明らかに不安げなのに笑顔を浮かべる小山くん、最後に泣きそうな顔で微笑みながら会場を見渡す加藤さん。

彼らそれぞれの表情は、私の想像する「楽しいアイドル」のジャニーズとは大きくかけ離れていました。あの時、彼らはアイドルを演じようとしつつも、1人の人間として、待っていたファンの子達と向き合っているように見えました。あの顔を思い出したら毎回ポロポロ泣いてしまうの、本当どうにかしたいです(今も泣いてる)


その後、彼らが4人体制になって初のシングル「チャンカパーナ」が流れ始めるのですが、その時には完璧なアイドルに戻っているのが流石だな、と思いましたし、ファンも自分たちも不安と喜びが入り混じった状況の中、無条件に元気になれる曲を最初に歌える彼らは、本当に誰かを笑顔にするアイドルという存在なのだと感じました。今までチャンカパーナ馬鹿にしててごめんよ。


ちなみにこの時、私が友人に「この人カッコいい〜〜〜!黒髪の彼〜〜〜!!!」とヲタク気質丸出しで叫んだところ、「でしょ!?!?でも黒髪じゃなくて加藤シゲアキだから!覚えて!!!」と怒られました。しかし加藤シゲアキさん覚えられそうにないな〜って見てました。ごめん。でも最近加藤シゲアキってワードしか最近喋ってないし常に顔が脳裏にチラつく。加藤シゲアキさんはいいぞ。(即堕ち2コマ)


真面目な話に戻ると、この映像全体を通して見てると、時々映り込むファンの子達の表情がこれまた素敵で感銘しました。

チャンカパーナの次にNEWSニッポンのイントロが流れた瞬間、客席の女の子崩れ落ちたの見て、本当嬉しかったんだろうなあ、ってこっちまで貰い泣きしました。崩れ落ちるとかカミュ様見た愚民かな???とか煽る余裕もない。確か白い服に羽つけてフライングしてたけど、それカミュ様リスペクト???とかそんなのも思う余裕がない。僅か二曲目にして既にNEWSのエンターテイメント性に圧倒されていました。ああいうの本当弱い。


あと、どこかのタイミングで映像に映り込む「帰ってきてくれてありがとう」って拙い文字で書いてある団扇にも泣きました。確かメンバーの誰かが泣いてたタイミングだったと思うので、フルスイングかShareかMCの辺りだと思うんですが。

「帰ってくる」ことが如何に重いか、如何に辛いか、如何に不安か。彼女(?)がそれを分かっているかはさておき、ある意味自分のアピールポイントとしての団扇に、ファンとしての感謝を書くことができる意味。それはやはり、アイドルとしてだけでなく、ただの4人としてのNEWSも愛されている証拠なのだな、と感じましたね。



ーーー



プリリズRLを通して描かれた「絶対アイドル」速水ヒロの人格。彼もステージ上では、夢を売る「完璧なアイドル」でしたが、逆に言えば、ステージ上でしか「アイドル」にはなれません。ステージを一歩降りれば、しがらみやコンプレックス、友情、義理、様々な物に縛られ、囚われ、もがき続ける彼は「ただの速水ヒロ」でしかありませんでした。

最終的に「アイドル」としてでなく、「ただの速水ヒロ」として、親友だったコウジ、そしてファンの黄薔薇達に謝罪をする彼の姿は、晴れ晴れとした様子でしたが、どこか不安げな様子でもありました。


私は「1人の人間」とステージ上で「芸能人(今回の例ではアイドル)」を演じる姿との、「作られた偶像」としてのズレこそ、その人の最大の魅力なのだと思っています。

演技であり、打算であり、理由があり、理屈だらけの存在。我々の前に現れる彼らは、我々の理想であると同時に本人の理想でもあります。彼らは自身の存在を客観視し、一番効率的な方法で自身のセールスポイントを表象化し、商売道具にすることにアイデンティティがあるように思えます。

しかし、彼らの時折見せる本音やプライベートの姿からは、普段の神格化された偶像ではなく、等身大の彼らとしての精神的未熟さや不安、人間としての欲望を感じ取ることができます。どれだけ理想を並べ立てても、「キャラ作り」として外見と内面を取り繕っても、その瞬間に彼らも我々と同じ様な「1人の人間」だと気付かされるのです。

その時得られる感情は、愛おしさであったり、親近感であったり、あるいは苛立ちであったり、様々なのだとは思いますが、これこそが、偶像としての「アイドル」が魅力的である大きなポイントなのでしょう。



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今回ジャニーズ、特にあの瞬間のNEWSの映像を見れたことは、私の「アイドル」観を見直す貴重な機会に繋がりました。キンプリの話があまりなくて申し訳ないのですが、それ位この映像に感化されたということで、ひとつ許していただきたいです。


そして見事加藤さんに絆された私は、取り敢えず入門として彼の処女作『ピンクとグレー』を購入しました。読み終わったら感想もまとめてみたいですね。あとお金できたら円盤買うからね…キンプリと一緒に店頭に持って行きたい。二大きらめき体験。きらめきに殺されます。


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この20年ちょっと、面食いの私がジャニーズに触れてこなかったことが不思議ではありますが、ハマるとここまで恐ろしい世界だとは思っていませんでした。1キンプリは1600キンプリですが、1NEWSは一体何NEWS払えば見られるのでしょうか。世界の闇は深いです。


未だに動揺しているのですが、このような経験は異文化交流の面白さを改めて実感する良いきっかけになりました。どうしても排他的かつ偏見に満ちた各ヲタク世界で、きらめきによって相手の心に語りかけることは、自分の視野も相手の視野も広げる文化的体験になることを知ることができ、本当によかったと思います。この機会を設けてくれた友人に感謝しかありません。ありがとう。



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「皆さんは覚えていますか?初めてプリズムショーに出逢ったときのことを!」

という言葉を思い出しながら、「初めて」で感じた気持ちを、自分は勿論、色々な人にとって大切な思い出にしていきたい、と強く感じた2016年の春でした。




虹の先を超えていけ!

 
突然だがKING OF PRISM、通称キンプリという作品をご存知だろうか。
 
 
 
キンプリと言ってもジャニーズの若手グループではなく巷で話題の劇場作品の方だ。どの程度話題かというと、某検索エンジンの映画評価ランキングでは、5を満点とした際に4.7という脅威の数字を叩き出し、公開劇場数が初日が8箇所と僅かでありながら、その上映1回あたりの平均動員数はスターウオーズ以上の推移を見せた、などという事が一例として挙げられよう。(要出典)
これだけ見ると、有名ハリウッド映画の監督がお遊びで作った最高傑作だとかオスカー賞候補だとか想像してしまいがちだが、キンプリはまごう事なき日本の短編アニメ映画なのだ。一体何者なんだキンプリ。
 
今回のこの項では、キンプリの基本事項を説明した後、先日私自身が体験してきたキンプリや「プリズムのきらめき」についてまとめていこうと思う。この作品で少しでもキンプリについて興味を持ってもらえると幸いだ。
 
 
 
そもそも、キンプリとは一体どういった作品なのか。公式ホームページには「女児向けアーケードゲームが原作のアニメ、『プリティーリズムシリーズ』(以下プリリズ)が云々、その男性キャラが云々」などと書いてある。
(女児向けと表現されているが、制作側はこの作品は全年齢対象だとコメントしている。実際、大人が見ても娯楽としても哲学としても楽しめる不思議な作品ではあるのだが、括り故そういう風に見られても仕方のない部分もあるのだとは個人的に思う。)
 
プリリズは3部作であるが、今回のキンプリの主軸になるOver The Rainbow(以下オバレ)は、その3作目『プリティーリズム レインボーライブ(以下プリリズRL)』の登場する男子アイドルによって構成されたグループだ。
女児向け、という文字から察せられるように、プリリズRLの主人公や主な登場人物は中学生の女児ばかりである。その中のサブキャラに思われてもおかしくないオバレの活躍を描いた今作は異質だと感じるかもしれない。しかし、その思い込みは完全に否定されるべきものなのである。
 
プリリズRLは成長の物語だ。主人公と彼女を取り巻く6人の少女たちの成長が51話を通して描かれていく。しかし、成長したのは彼女たちのみだけではない。速水ヒロ、神浜コウジ、仁科カヅキ。この3人のプリズムボーイズの葛藤と成長も、彼女たちのストーリー同様、あるいはそれ以上に濃厚に描かれてきた。
それを特に象徴するエピソードは、プリリズRL最終回での新曲が主人公たちガールズのものでなく、まさかのオバレデビューソングだったという事実だけで充分であろう。女児向けで最終回がまさかの実質野郎メイン。本来なら批判を受けるであろう一件だが、51話を通して描かれた彼らの成長の結果を否定する者はいなかった。そんな彼らの新曲は大きな反響を得て、さらなるうねりを生み出し、今回のスピンオフへ繋がっていく。(ルート4のこととかあるけどプリリズの歴史書くの面倒になってきた)
 
ここまで長くなってしまったが、一言でまとめると「キンプリは女児向けアニメという観点で見ると、男子が主人公になってしまった意外すぎるスピンオフ作品」ということになる。文字だけ見ると非常に三流映画感が漂うが、実際のところどうなのか。そして、どうして見た感想が「キンプリを見てください」のみになるのか。次はこの謎を残念すぎる私の感想とともに考えていこうと思う。
 
 
 
一言で言えばヤバい、電子ドラッグだ。
かねがねからそのように噂で聞いていた。実際プリリズRLのころから酷かった(褒めてる)し、黄薔薇の民(本編中でヒロ様のファンは物理的に黄薔薇になるのだ)としてCDも円盤も買い続けた私と母としては「まあそうだろうな」程度の考えでいた。当然オバレのステージが楽しみではあったが、周りの人程楽しめるのだろうかという不安があった事は否めない。
 
しかし、その不安は開始3分にして星座になって消えた。私の噛んでいたガムは、興奮のあまり大量分泌された唾液によって溶かされていた。このような経験は誰もした事がないだろう。私も人生初だった。
男の投げキスやら全裸のハグやら業火によって消し炭になることやら、そんなことは分かってはいたものの笑いを堪えるのに必死になるあまり眉間に皺が寄る私に向かって、隣の普段お笑いなどで笑わない母がボソリと
「これあかん面白いやつやダメやこれ」
と伝えてきた。同じ気持ちだった。その頃画面では自転車が空を飛んでいた。何も分からなかったが、公道での2人乗りは禁止だという事だけは理解できた。ヒロ様の言う事は絶対。
 
本編は60分間の短めな構成になっており、主人公らが目指す肝心のキングプリズムカップの様子は全く描かれる事のないまま終わっていく。しかし、ストーリーとしては濃厚だ。
オバレのライブでプリズムショーに初めて出会った主人公の少年一条シンが勢いのまま、かつてのプリズムショー教育の名門エーデルローズに入学する。謎の少年如月ルヰとの邂逅やらスローモーションのハグやら同じ寮の仲間との出会いやら憧れの先輩との出会いやら、まあとにかく色々なことがあり、その度に頬を赤く染めて全裸になりながら、彼はプリズムショーの魅力にとりつかれていく。
 
 
このような本編の内容について全て触れることは物語に触れる前の人々にとって下世話であろう。そうは分かっていても、本作のテーマである「プリズムのきらめき」について触れずして本作の魅力を語ることはできない。テーマについてのネタバレなど、映画批評においてナンセンスであることは分かっている。しかし、このテーマが本編中に一貫して描かれているからこそ、この点について触れずして魅力を伝えることは不可能だと判断した。
 
「プリズムのきらめき」とは何なのか。それは私にも分からないし、恐らく本作を見た誰もが言葉にするのは難しいものだと考えていると思う。物質でも、感情でもない。しかし、人々がそれをイメージすることにおいて、間違いなく共通項、そして解決のきっかけになるものが「プリズムショー」だ。
プリティリズムの世界において大流行のフィギュアスケートとファッションショーを融合させたような本競技は、スポーツというよりも大衆娯楽的なものとして親しまれている。実際にオバレのメンバーも、単に歌を披露するのではなく、プリズムショーを行いながら歌い、見せ所である「プリズムジャンプ」によって人々を魅了する。
 
このプリズムジャンプが「プリズムのきらめき」の具体的イメージの一端でありながら、本作の見どころでありつつも、本作の理解を困難にする最大の問題点なのだ。
先述した『男の投げキスやら全裸のハグやら業火によって消し炭になるやら自転車が飛ぶやら』もその例であるが、本編が後半に差し掛かると、更に文面による理解が困難になっていく。
 
ネタバレになることを承知で例を更に挙げると、
・炎が吐く龍が2体も出てくる
・大剣の攻撃をシックスパックによって防ぐ
・その結果プリズムショー中に爆発し防護アーマーが砕けて全裸になる
・男性の臀部からハチミツが出てくる
・全裸の少年が赤い糸でぐるぐる巻きになる
などがある。理解できただろうか。いや、不可能だろう。しかし、これ以上の説明は言葉という手段ではできない。この時点でプリズムジャンプ、つまり「プリズムのきらめき」は概念であることが分かると思う。
 
ここまで読むと、キンプリは話題作と言われても所詮コメディー映画なのか、と感じる人々もいるかもしれない。それは大きな間違いだ。
先ほどから話題になっているオバレだが、プリズムスタァとして輝かしい彼らの活動が存続の危機を迎え、3人がどのような選択をするかが物語の主軸に関わっていく。その状況の詳細はここではあえて触れないでおこう。
 
本編のクライマックスで、彼らはある選択をする。そして、彼らはいつものように大衆を楽しませるために「プリズムのきらめき」に満ちたプリズムショーを行うのだが、この様子が涙を誘うのだ。特に、ギリシャ神話の神々がハリウッド行きの銀河鉄道の発車を涙ながらに見守り、終いに星座になるシーンでは、涙が止まらず嗚咽まで出る始末だったが、隣を見たら冷淡な母も同様に号泣していた。あの空間であのシーンに涙しない人間がいるのか疑問である。あの絶望的なシーンから、物語は感動のクライマックスを迎え、人々はプリズムのきらめきに包まれる。ああそうか、きらめきとはプリズムショーを初めて見た時の高揚感なのだ、と我々は一条シン君を通して感じることができるのだ。この概念に名前を付けるのは無粋だといえよう。ありがとうキンプリ。
そしてED後の映像にただならぬ怒りを感じて帰るのだ。Prideを一番上手に歌えるのはヒロ様!!!個人的な話になるが、私は映画鑑賞後に、ショックのあまり蒼井翔太くんさんの声を聴くことができなくなっている。(2月12日追記:やっと聴けるようになったがまだ完全回復には時間がかかりそうだ。)彼の声に罪があるわけではないのだが、やはり辛いものは辛い。

 
 
 
この文章をキンプリ未視聴で読んでいる方々は、正直言って全く理解が追い付いていないと思われる。書いている私自身そうなのだから、きっとメンヘラの戯言レベルにしか受け取って貰えないかもしれない。しかし、ここに書いてあることは全くの事実であるし、本編の見所の半数以上に触れているというのもまた事実だ。ネタバレのはずがネタバレではない。「プリズムのきらめき」を感じることで身体と心に沁み渡らせる。これがキンプリの在り方だ。
陳腐な表現になってしまうが、この作品に少しでも興味を持っていただけたなら、一秒でも早く鑑賞する事をお勧めする。
今、世間では「プリズムのきらめき」が消えつつある。当たり前すぎて、その存在に気付けていない人々も多い。だからこそ興味を持ったのならば、世間に新しいアプローチをしようではないか。再び世界が輝きだす、その日を迎えるために。
 
 
 
ここまで長々と書きましたが、言いたいことはただ一つです
キンプリはいいものだから見てください
 
 
ここまで読んでくださってありがとうございました!グロリアシュヴァルツ!