はじめての聡マリ~chuは世界を変える~
来たぜ夏!(某エイトさん感)
今年もこの季節が来ました。茹だる暑さと蝉の声が部屋中にこだまするこの季節が。
私はまだ学生の身分ですから、ここ最近は学校に行く必要もなく、学生の休み期間に忙しくなりがちなバイト先と家を往復するだけの日々を送っています。
こんなクソみたいな生活やめてやる!!自○だ!!って昔の自分なら言っていたと思うのですが、今回ばかりはそんなことも言えません。生き甲斐と言っても過言ではない、生活の糧という人質がいたからです。これのために数カ月生きてきたし、テストだって乗り越えてきたんや…(単位があるとは言ってない)
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Johnny's Summer Paradise 2016
Hey So! Hey Yo! ~summertime memory~ 8/8 1部
時代は2016年8月8日!世間はオリンピックの盛り上がりの真っ只中!最高気温34度!
東京に来た理由はただ一つ、聡マリを生で見るためのみ!
色々ジャニーズ関連の記事を書いたり、Twitterでもジャニーズの話しかしていなかった所為で、周りも私自身も勘違いしていた節がありましたが、正真正銘今回が生ジャニーズ初体験でありました。勝手に行ったつもりになっている映像作品のクオリティの高さよ…
個人的にTDCに入るのは2度目で、1度目は1年前のBROTHERS CONFLICTという乙女ゲームの作品のイベントでした。あの時は春でもっと涼しかったなあ、とか、痛バの人ばかりで怖かったなあ、とか、色々思う所がありながら(全部言葉に出していたため情趣は全くない)水道橋の駅から記憶を頼りに歩いていると、緑や黄色を身に着けた若い子が増えていきます。
そして、よくよく見ると、結構な割合で顔写真入りのカバンを身に着けていてビックリ。痛バの恐怖再び。
時間まで喫煙所の前でたむろして喫煙者の少なさにビックリしつつ(ファン層の関係だと思われる)入場すると、予想外の現実に驚くことに。
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席が!席が!とても近い!!!
アリーナ10列以内ドセンとは知っていたものの、ステージ中央辺りは飛び出していたため前列3列位は潰れており、我々の席は実質3列目程度。しかもドセン。正真正銘の神席。友人の席運にひたすら感謝しながら、「これだけでも来た価値あったなあ…」と目の前の氷山を2人で眺めて開演を待つことに。
氷山ではなく雲だと何故気が付かない。
現実が直視できない私は何故か関係のない話題で盛り上がり、
「Y&Jは14人、ブラコン*1も13人+1匹、つまり14人…ブラコン実写化は決まりじゃん?祈織様*2どうしよう…」「お、王家の紋章*3の話してもいい?浦井君最高にメンフィス…あの美形なら我儘になってもしょうがないし暴政は全部私が許した…」
などと戯言を言い続けるのみ。すまんな友人。
そんなことばかり言っていた私を見透かし、驚かすように突然暗転。そしてパニックではない悲鳴に会場は包まれました。
死を決意し、光るステージを見据えた瞬間、天使たちが降臨したのです。
私は非キリスト教徒ですが、このときばかりはキリスト教的終末観も、最後の審判も、全てを受け入れる覚悟を固めました。ここが私の現世の終わりだ、と。
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1.Sweety Girl
可愛いの閾値、開始0.1秒で意味をなさなりました。自分は割と落ち着いてコンサートとか見ることのできるタイプかと思っていましたがそんなことなかったです。ただひたすら、悲鳴。キャアではなくギャア。気持ちの悪いヲタクのトゲトゲした悲鳴に反して、もふもふ。もふもふ。ピンクのクマさんとブラウンのクマさんだ~!本人たちもクマさんなのにクマのぬいぐるみが何体も付いていました。わけがわからないかわいい
この曲くらいは予習した~!とかそんな思考は一瞬で消え、ただ目の前の可愛いぬいぐるみ達が歌って踊っていることを脳が理解するのが精一杯。
理解したと思ったら突然のハグからのちゅう(誇張なし)。余りの衝撃に膝から崩れ落ちる私。こんなの現実なんておかしいよ。二次元でも見たことないよ。
この時点でショックを受けすぎた所為か、後はあまり記憶がありません。私には2人の世界は早すぎたのです。(まだ1曲目)
2.ぶつかっちゃうよ
下手からマリちゃん、大量のJr、聡ちゃんって順に並んでパフォーマンスしていたのがとてもキュート。投げちゅうか何かしてた記憶。キスではなくちゅう。so cute...
この時に正面にJrが来てくれたおかげで、「聡マリちゃんの可愛さに殺されそうになったらJrを見ればいいんや!!!」という謎思考に至ることができました。贅沢さがマリーアントワネットみたいですね。マリアン…(映像化を待つヲタク)
3.恋するエブリデイ
天使がこの汚い現世に降り立った。俗世でいうファンサ曲?ですかね。
我々のいる通路の真横を通過する松島聡さん!!!ヲタクの手をお触りになる松島聡さん!!!ドセンにいた私は全く関係がなかったのですが、友人が隣で「顔、顔が、綺麗だよ…!」というので、人混みの中から見ると本当に横顔が綺麗…可愛くて綺麗とか現実かよ…現実じゃない…そして煽りから感じる手越さんイズム。本当ジャニーズ界の優等生。
曲後半ではマリちゃんが上手側を通過してくれたのですが(ほかの曲だったかもしれない)、あまりの尊さに「ローヤルタッチ*4じゃん…」としか言えなくなりました。マリちゃんリアルローヤル。
4.4seasons
これまでの情報量の多さのあまり、完全に記憶にありません。わたしのポンコツ脳の処理が追いついていませんでした。OSアップデートしたいです。
5.雨だって
鮮やかな虹色の傘をクルクルと回す2人が非常にきゃわわ。まるで雨上がりの街並みを歩いているよう。2人とデートできるのならどんな天気だって全く構わないです。照明もカラフルで、水たまりの中に反射する虹を連想させられました。まあ、その照明にキスするのが松島さんなんですけれども。天気さえ僕のモノ☆ってことですかね!?最高ですね。
6.和コーナー(曲名が分からなくてすいません)
出た!!!ジャニーズのお家芸だ!!!(偏見)
か、KAT-TUNで予習しておかねば殺られる所だった…
聡ちゃんの乱れ黒髪に和服が合うのは勿論ですが、マリちゃんの彫り深フェイスかつモデル体系に和服というのも異国情緒溢れており、全く違う美しさを体感しました。和洋折衷大好きマンの冥利に尽きます。幸せ。
そして、対比という面では、ダンスや魅せ方にも2人の差が色濃く反映されている印象を受けました。比較的小柄でありながらも、ダイナミックかつキレのある動きで迫力のある「動」の印象を与える聡ちゃんと、長い手足を十分に生かし、大胆な動きでありながらも優美で繊細な「静」の印象を与えるマリちゃん。同じダンスでありながらも、ここまで差が出るのか、と。
先程までの可愛さとは打って変わり、カッコよさを前面に押し出してくる聡マリには驚かされるばかりです。
7.Don't stop sexy boys
8.桜咲くcolor
和コーナの続きですね。記憶が曖昧で申し訳ないのですが、障子みたいなのに影だけ映る演出とか、扇子を使った演出とか、オレンジと緑の光で力強さと儚さを同時に表現しているのとか、ヲタクが好きなモノ全部詰め!みたいな演出のオンパレードにただビビる。こっちの気持ちわかってる。
聡ちゃんは「お願いして和コーナー入れてもらった~♡」みたいなことを言ってましたが、本当こんな面を見せてくれて感謝しかないです。そういうところに2人のコンサートへの拘りを感じます。ありがとう聡マリ!
MC1
ケンティ~!こっち向いて僕だけのエンジェル~~~!!!
人間、驚きすぎると悲鳴が出るのだと初めて知りました。隣の友人とパニックのあまり「脚、脚が、脚g、細い長い細いn…!」と手を握り合いながら喚く始末。ステージの近さが完全に裏目に出ました。やっとジャニーズに慣れてきたと思われる私の前に、突然乙女ゲームも真っ青、歩く二次元である彼が現れたのです。ショックが大きすぎて会話の内容を全く覚えていません。美形が3人並んでいたこと以外の情報を処理することができなかったからです。折角ジャニーズのきらめきに慣れたのに。
これがElectric Shockって奴ですかね(多分違う)
あとMC終わった後にも1バルの後ろで2人を見ていた時のお兄ちゃん力と言ったら…!あの微笑みはモナリザにも相当すると思います。あの笑顔が一部の人にしか見られなかったの、本当残念です。
9.ダンケ・シェーン
こっちがDankeschönだよ…って尊さに平伏したくなる曲でした。こんな若いのに、皆を笑顔にするためにドイツから日本に来て、厳しいレッスンや状況に耐えて、いつも私たちに笑顔を見せて幸せにしてくれる…アイドルという存在の奇跡…
彼にとっての「この場所」をもっと色々増やしてあげたいなあ、と多幸感の中でふと思ったりしました。あそこにいた人達は皆同じ気持ちだったと思いますが!
10.Break out my shell
噂の聡ちゃんソロです。ただひたすらカッコよくて、スタイリッシュで、メッセージ性に溢れた一曲。彼の目指す「カッコいいアイドル」の理想像を見た気がします。レーザーバンバン出してガンガン踊る所に増田イズムをめっちゃ感じました。ごめんな短絡的なヲタクで…
彼らの事情や歴史には余り詳しくない私ですが、それでも「殻を破りたい」と力強く歌い続ける彼からは、少年と青年の境目を移ろっている「松島聡」の美しさがハッキリと滲み出ており、アイドルを背負う男の覚悟というものを見た気がします。
彼が歌い終わった後、それまで沈黙に包まれた会場が一際大きな拍手と歓声に包まれていた光景を、会場の人々も、彼も忘れる事はないのでしょう。
11.we can be one
聡ちゃんラップ上手ですね…原曲は風磨さんパートだと後に知ったのですが、また違う趣があってよかったです。というかソロに衝撃を受けすぎてこの時の記憶もない…
しかし2人の白衣装がスタイリッシュで凄い好みだったことはハッキリと覚えてます。特にマリちゃんのスカート部分。白黒ペイズリー柄可愛いよ〜!
12.24-7 ~僕らのストーリー~
MVのメイキングの肩を寄せ合う2人に衝撃を受けてから早3ヶ月、この曲を2人で歌うのを見る日が来ようとは全く思っていませんでした。知ってる曲は僅かですが、その中でも特に好きな曲だったので生で聴けたのが嬉しかったなぁ。そして英詞を歌うマリちゃんはやっぱり別格すぎて何言ってるかさっぱり分かりませんでした。マリちゃん、英語のゆるふわ家庭教師して…(辛うじて思い出したMCネタ)
13.シングルメドレー
時代を!創るぞ!聡マリちゃん!!!
ってメドレーですよね?違う?
多分昔からのファンの方には思う所がいっぱいあるんだろうな、って思っていましたが、私みたいなSexy素人にはめっちゃ楽しいメドレーでした!本人達も楽しそうに煽って一緒に踊ってくれたし。本当にグループの曲が好きなんだなってこっちまで伝わってきました。
個人的にKQJのフリが程良い細かさで楽しかったので次までに完璧にしたいです。誰か指南してください。
MC2
質問コーナーが本当楽しかったです!当てられた若い子が勘極まって泣いちゃって質問飛んじゃってるのも可愛かったし、美しいマダムが「若くないけど…」ってはにかんでるのも可愛かったです。色々な年代に等しく愛されて、マイナスイオン出しちゃって、こっちまで幸せになれる聡マリちゃん本当最高…
「好きなお菓子は何ですか?」って質問に、
マリちゃん「ん〜?グミかな♡♡♡」
私と友人(ドイツ繋がりでハリボーだったらいいなめっちゃかわいい)
聡ちゃん「ポテトをスライスしたやつ!」
会場(それは商品名ではないのでは…)
って流れになってたのが凄いツボで忘れられません。聡ちゃんマジ天然だしマリちゃんもツッコマない。ツッコミ不在の恐怖。
14.この手をつなごう
座ったままでいいよ〜♡と、マリちゃん様が言ってくださった為、我々はご好意に甘えさせていただきました。ローヤルタッチは相変わらず継続されていたため、多分あの時点でアリーナ通路側の人間の細胞は超回復と進化を繰り返し、超人類への歩みの兆しを見せ始めたのでは、と心配しています。通路側の皆様、お元気ですか。
15.FORM
16.yes!
17.BOUNCE
聡ちゃんソロコーナー、カバー曲編です。
にゅすちゃん、かつん辺りを中心に勉強中の身としては知らない曲ばかりで申し訳なくなりました…BOUNCEはバイト先の同じ高校出身の後輩ちゃんに借りたじゃんぷちゃんのDVDで辛うじて知っていたのですが、その割に曲の記憶が曖昧で更に申し訳ない…皆さんこういうカバーみたいなのって全部分かるんですかね…
この辺りはJr.のギターの子がカッコいいな〜!と思って見ていた記憶。(名前が分からない)
あと上手にベースの子が居たのがめっちゃ違和感で友人と首捻りまくってました。そういうステージングだって分かってるんだけどね!
18.Hello Broadway
19.君の瞳に恋してる
20.DREAM GIRLS
21.welcome to my paradise
マリちゃんソロです。
いきなりブロードウェイ。階段を降りる姿はまさにJapanese broadwayなTakaraduka。ローヤルが愚民にも分かるエンタテイメントを提供しようと思ったら、こんな形になるんだな〜!ってガチで思いました。ステッキダンスが優雅で見惚れてしまった…
ジャニーズのカバーをするのではなく、往年の名曲をカバーして自身のソロ曲に繋げる流れが素晴らしすぎて!マリちゃんは本当に、今までの流れを踏襲しながらも、新世代として新しい形のアイドル像を提供してくれる貴重な存在なのだと思います。温故知新系アイドル。
二次元のヲタクとか、今までジャニーズに全く興味のなかった人間が落ちるのってこういうタイプですよ(経験談)
そして、聡マリちゃんはジャニーズ界のクラシック組では!?とこの時にふと気付きます。遅い。
22.You're the only one
Jr.コーナーを挟んで、 突然2バルの扉から現れた2人をアリーナから見上げる形になった私は、「天使降臨かな…」と空を見つめるしかありませんでした。やはり彼らは見上げてると宗教感増します。見上げるのオススメです。
23.トラフィックジャム
可愛さの大渋滞。帰省ラッシュの東名高速よりも渋滞するでしょコレ。いいかげん可愛いに代わる語彙を見つけたいのですが、人間不思議なもので、可愛いと思うと可愛いとしか言えなくなるものです。人類は「可愛い」の前に敗北するしかありません。彼らを見て、ディ〇ニーやらサン〇オやらの「可愛い」文化が廃れない理由ってここに在るのかもなぁ、などと思ったりしました(哲学)。
24.With you
可愛さから尊さで殺しにくる辺りが聡マリ。光り輝くステージでしっとり歌う2人は天使のように見えました。ヨハネの黙示録では天使がラッパを吹いたら最後の審判が始まるという話ですが、彼らが歌えば審判が始まるのかと錯覚するまでの美しさ。先程までの可愛さは何処へ。
『太陽』などのやたらとスケールの大きいキーワードも、2人の前では全てリアリティを伴ったワードとして、世界平和でも人類平等も、全て現実になるような思いにさせられました。
25.I see the light ~僕たちのステージ~
先程の尊さを継承しつつも、2人はアイドルなんだなぁと実感させられた1曲。何があっても2人はアイドルだし、これからもアイドルとして私達の前に現れて、笑顔を見せてくれるのだという確信。18歳と16歳の少年達には理不尽な世界かもしれないけれども、それでも彼らは歌を歌い、笑顔を届けてくれて、私達はそれを甘受する。それだけでいいのだ。なんと幸せな関係だろうか。
現実はどうであれ、彼らの創り出す世界と、笑顔と、その美しさは真実なのだと思います。今の私には、それだけで充分です。ありがとう。
en1.Hey you!
en2.ドキドキBreak out!!
そんなしっとりとした終わりに反し、アンコールはひたすら楽しく!明るく!というのが2人らしくて素敵でした。
楽しかったし美しかったし生きててよかった!!!ありがとう!!!聡マリちゃんはいいぞ!!!映像化お願いします偉い人!!!という気持ちでいっぱいです。
世界中のエンタテイメントという項目に聡マリって書いておきたい。聡マリはいいぞ。
(本編ラストに圧倒されて記憶があまりない)
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この公演、2時間で¥7500ということは、1時間で¥3250、1分あたりで¥62.5。1秒だったら約1.04円という計算になります。実質無料じゃないですか。しかもあの近さであのサービス量。むしろ運営側は損してないかという気分になります。大丈夫かなあ。聡マリちゃんに美味しいご飯を食べさせてあげたいパトロンおばさんは非常に心配です。
そして、この翌日に数年振りに39度の高熱を出し、10年振り位に点滴を打たれる羽目になったのも良い思い出です。(全く良くない)
もしかして聡マリの過剰摂取が原因かな、とも思っています。わたしの身体で2人に対する抗体ができていなかったんですね。次は大丈夫だと思いたいです。(フラグ)
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次は5人が見たいなあ、と言いながら今日も私はアイドルに生かされているという幸せを味わっています。
早く10ksとプリライ届いてほしいし、QUARTETTOの映像化だって待ってるし、ウェルセクも欲しい。24時間TVもある。プリツイもアツい。
いい夏だね!良い夏のきっかけは聡マリから!聡マリはいいぞ!最高だ!乾杯!!!